大型車の車輪脱落事故防止 緊急対策

大型車の車輪脱落事故防止 緊急対策
 
大型車の車輪脱落事故防止「令和2年度緊急対策」
令和元年度の大型車の車輪脱落事故は112件発生し(対前年度31件増、うち人身事故は4件(重傷1名、軽傷4名)、112件のうちトラックの事故は111件)、平成11年度からの統計上最大の件数となり、これまでにない危機的な状況にあります。
 国土交通省では、昨年12月に「大型車の車輪脱落事故防止対策に関する調査検討ワーキンググループ」を設置して事故原因の徹底究明と効果的な事故防止対策の検討を行い、このほど「中間とりまとめ」が決定しました。
この中間とりまとめを踏まえ、大型車の車輪脱落事故防止に係る令和2年度緊急対策として、下記のとおり取り組むこととなりましたので、個々の事業所において緊急対策実施事項の確実な実施をお願いいたします。
 
<全国タイヤ商工協同組合連合会所属組合員(タイヤ専業店)の緊急対策実施事項>
  1. インパクトレンチを用いてホイール・ナットを締め付ける際は、締め過ぎに注意し、最後にトルクレンチを使用して必ず規定トルクで締め付けること。
  2. ホイール・ナットの規定トルクでの締め付け及びホイールに適合したボルト、ナットを使用すること。特に、脱落の多い左後輪については重点的に確認すること。
  3. 入庫する大型車の使用者に対して、車輪脱落事故防止のための4つのポイント(※1)について周知すること。特に、増し締めの必要性や脱落の多い左後輪については重点的に確認するよう啓発すること。
  4. 著しく錆びたホイール・ボルト、ナット、ディスク・ホイールでは、適正な締付力が得られないため、タイヤ交換作業の際、点検・清掃を行っても、錆が著しいディスク・ホイール、スムーズに回らないボルト、ナットは使用せず、交換が必要であることを使用者に 理解してもらうよう努めること。
  5. タイヤ交換事業者においても、大型車のタイヤ交換作業の際は、別紙1のタイヤ交換作業管理表(※2)に沿った作業を行い、依頼者へ作業完了報告するよう努めること。また、ホイール・ナットへのマーキングの施工依頼があった場合には、これに協力すること。
   ※1「4つのポイント」
            ① ホイール・ナットの規定トルクでの確実な締め付け
            ② タイヤ交換後、50~100km走行後の増し締めの実施
            ③ 日常(運行前)点検における、ディスク・ホイールの取付状態の確認
            ④ ホイールに適合したホイール・ボルト及びホイール・ナットの使
   ※2 「タイヤ交換作業管理表」 (注)この内容に沿ったものであれば、自社の様式で構いません。
 
 
<詳しくはこちら>

<増し締め実施のお願いチラシ>
大型車ユーザーにタイヤ交換後の増し締めの実施を啓発するチラシです。
タイヤ交換後のユーザーへの手渡し、店舗内での掲示等にご活用ください。
 
 
<<全国タイヤ商工協同組合連合会>> 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-2 タイヤビル4F TEL:03-3263-9831 FAX:03-3264-5235